第53回「ギャラクシー賞」の発表がありました。
ギャラクシー賞は 「テレビ部門、ラジオ部門、CM部門、報道活動部門」 の4つの部門があり、
メインはテレビ部門の大賞作品なわけですが…
ちなみにテレビ部門大賞は、今年報道ステーションを降板なさった古舘伊知郎さんがMCを務めた
報道ステーション「特集 ノーベル賞経済学者が見た日本」「特集 独ワイマール憲法の“教訓”」 だそうです。
CM部門は2015年4月1日から2016年3月31日にかけて国内で放送されたテレビCMで、
全国・ローカルを問わず地上波、BS、CS、ケーブルテレビのいずれかのメディアで放送されたものなら
なんでもOKという、いわばCM界の異種格闘技戦、無階級戦みたいなもの!
つまり、皆さんがよく知っているおもしろCMから
ローカルや普段契約していない回線からもおもしろCMが集合しているということだと思います。
では受賞作品を見ていきましょう。
大賞 KDDI au 「三太郎シリーズ」
みなさんもご存知かと思いますが、桃太郎、浦島太郎、金太郎の三太郎コンビの au のCM
浦島太郎役の桐谷健太さんは作中のキャラで歌まで披露、今最も話題のCMです。
新キャラ、一寸法師が誰?と言われてますが、見たことない役者さんで視聴者も誰?状態。
優秀賞 サントリーホールディングス PEPSI STRONG ZERO桃太郎「Episode.3」篇
こちらは小栗旬さんが演じる桃太郎ですが、現代アレンジというかハリウッド・リメイクされちゃった感じです。
今回受賞したのはこの4分もある「エピソード3」ですが、ハリウッドッ!て感じのすさまじい映像です。
桃太郎の仲間のキジをフューチャーしたお話です。エピソード2はイヌの話なのでエピソード4は猿ですね。
優秀賞 宮崎県小林市 移住促進シティプロモーション「ンダモシタン小林」篇
こちらは宮崎県小林市の移住促進PRムービーですが、なかなかおもしろい内容です。
ちょっと厚切りジェイソン的なアプローチがあって今受けがいい感じに仕上がってます。
ちなみに他の促進ムービーも非常にユーモアがあって是非一度見てみるといいかも。
優秀賞 早稲田アカデミー 企業「へんな生き物」篇
こちらはどちらかと言うと面白じゃなくて感動系。 これはかなり触発されるようなCMですね、
親世代にドンピシャ狙ったとても効果のあるCMだと思います。
これを見た親は子供に希望を抱かせそうですね。
これ以外の受賞作品もあります。 公式サイトで発表しているので是非調べてみてください。
http://www.houkon.jp/galaxy/53rd.html
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設しました。 審査は放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が担当します。賞の決定を第三者に委託する顕彰制度が多いなか、ギャラクシー賞は、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、賞の独立性を維持しつづけています。
引用:放送批評懇談会